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2024.09.26

レポート:芸術体験ワークショップ #夏休み宿題企画 『”おかしい” が たのしい』

2024年8月10日(土)午後、鹿児島市立美術館アトリエにて、芸術体験ワークショップ #夏休み宿題企画 『”おかしい” が たのしい』を
開催。未就学児、小・中学生の11名に参加いただきました。

 

 

講師は、アーティスト SUMIREさん。
SUMIREさんより、自己紹介と自身の作品紹介で、はじまりました。

 
 
そして、制作へ。
SUMIREさんお手製のイラスト付きカードをひいて、裏面に書かれた”SUMIREキーワード”を確認します。
 
 
 
作品は、テーブルに並んだ絵の具、クレヨン、パステル、ペン、色鉛筆、シール、刺繍糸、折り紙、色画用紙など
自由に使って描きます。
 
 
 
制作開始のかけ声とともに、テーブルに大集合です。
 
 
迷いながらも、真剣に画材選び。
SUMIREさんの蛍光絵の具は、大人気!
 
 
各自キャンバスと、選んだ材料で制作。
ルールは、ひとつ。 ”SUMIREキーワード” から、感じとった想いを作品にします。
 
 
こちらは、キーワード「発見」
 
 
こちらでは、キーワード「うまそうだな」
 
 
キーワードからのイメージ探し。そして、キャンバスに向かいます。
 
 
SUMIREさんと一緒に、制作する様子も。ほっこり、、
 
 
刺繍糸で、可愛く編んだ三つ編みをメインにした、作品もあります。
 
 
こちらは編むのではなく、刺繍糸を髪の毛として直付け!グルーガンでしっかり接着です。
 
 
とっても、いい感じ。
 
 
1時間ほどの制作で、SUMIREワークショップらしい、鮮やかで個性的な素敵な作品が次々と完成です。
 
    
 
    
 
    
 
    
   
完成した作品を、SUMIREさんが席をまわって愉しく質問しながら、一緒に紹介してくれました。
SUMIREさんから、制作での質問があると、恥ずかしがる姿もありました。
そんなときSUMIREさんが、無理がないよう上手に対応してくれて、子供たちも場内も、和やかムードで終始すすみました。
 
    
 
    
 
SUMIREさんのツッコミに、作品に込めた想いを、それぞれ照れくさそうに、にこやかに、話す姿が印象的でした。  
       
 
参加いただいた方のお声を紹介します。
 ★こども(未就学児・小・中学生)
  〇くっつけたりするのがたのしかった。
  〇絵をかくのがたのしかった。
  〇えをかいてこうさくもしたいです。
  〇スミレさんにまたあえて、うれしかったから。
  〇おりがみをつかえたのがたのしかった。
  〇4さいから5さいぐらいからえをかいてたし、こうさくがとてもすきだから。
  〇かくのがたのしかった。
  〇学校ではやらないような自由な形で絵を描くことができる。
  〇いつもと違う体験ができたから。
  〇えをかいてたのしかった。    
 ★保護者
  〇なかなか家ではゆっくり絵具を使って絵を描く時間を作ってあげれなかったので今回とても
   楽しかったです。またワークショップがあるときは参加したいです。ありがとうございました。
  〇材料が充実していて子供が次から次にアイデアが浮かんで楽しそうでした。今までで一番明るい作品を
   作ってくれて親としても嬉しかったです。「自由に」というのが子どもにとってもやりやすかったようです。
  〇すみれ先生のセンスがすきです。いろいろなアイデアが続々と生まれて楽しかったです。
  〇自宅では、ここまでの材料と環境を準備することができないので大変素晴らしい体験をすることができた
   ワークショツプでした。材料費も安く、気軽に参加することができました。ぜひまた参加させていただきます。
  〇なかなか家ではじっくり絵を仕上げるまでの時間がとれないので、このようなワークシップに参加できて有意義な
   ひとときでした。キャンバスに絵を描いたのも初めてで、いろんな画材が揃っていて子どもにとっても刺激的でした。
   先生の作品を見て人間は必ず肌色で描かないといけないという固定概念がとりはらわれ芸術の可能性を広げてもらいました。
 
 
  
自由な発想で、嬉しそうに画材を選び、作品に向き合う子どもたちの姿に、参加頂いた皆さまと一緒に楽しんだ時間でした。
SUMIREさんの愉快で的確な講師力にも、惹かれました。また次の機会で、お会いできますこと楽しみにしています。
たくさんの温かいコメントをいただきまして、本当にありがとうございました。