実行委員会主催
レポート:げいじゅつたいけん!ワークショップ「竹と遊ぼう!」
3月21日(日)、かんまちあ屋根付き広場で、「げいじゅつたいけん!ワークショップ」が開催されました。
本イベントは、文化振興を通じた元気な地域づくり・人づくりを進めることを目的とした鹿児島市の「文化薫る地域の魅力づくりプラン」の一環として、「文化薫る地域の魅力づくり実行委員会」が企画したもので、新型コロナウイルス感染症流行でイベント等の中止が相次ぐ中でも、市民のみなさんに様々なアート体験を楽しんでもらうため、ソーシャルディスタンスをとりながら、心と心が近づくアート体験(触れずに触れるコミュニケーション)をテーマに今年度中に全8回のワークショップを開催いたしました。
3月21日(日)は、3つのワークショップが同時に行われました。
「竹と遊ぼう!」では、講師に橋口 博幸さん(愛竹家)をお招きし、竹を結んだり、細く割った竹をいけるように遊びながら、巨大なオブジェを参加者みんなで制作しました。
当日の様子をまとめましたので、ご覧下さい。
講師:橋口 博幸さん(愛竹家)
子供から大人までの29名が午前の部と午後の部に分かれて参加しました。
まずは、講師の橋口 博幸さんより竹の性質を生かした形づくりの説明がありました。
それぞれ1本ずつ竹の支柱を選び、さっそく作品作りスタートです。
太くて大きな竹の支柱にあいたたくさんの穴に、2~3mの長い竹ひごを通しながら、ダイナミックに形を変えていきます。
竹ひごを結って輪っかの飾りを作ったり、
長い竹を、全身を使って曲げたり、思い思いの形を作っていきます。
それぞれの参加者が作ったオブジェが合わさって1つのオブジェになっていき、最後には迫力ある竹の巨大オブジェができあがりました。
参加者のみなさんからは「竹の性質を利用して楽しめた」
「竹そのものを触る機会が普段ないので素材を知るいい機会になった」などの声をいただきました。
竹の素材の魅力を感じながら作るアートを参加者は楽しんでいました。