実行委員会主催
レポート:げいじゅつたいけん!ワークショップ「音の形をアートにしよう!」
3月21日(日)、かんまちあ屋根付き広場で、「げいじゅつたいけん!ワークショップ」が開催されました。
本イベントは、文化振興を通じた元気な地域づくり・人づくりを進めることを目的とした鹿児島市の「文化薫る地域の魅力づくりプラン」の一環として、「文化薫る地域の魅力づくり実行委員会」が企画したもので、新型コロナウイルス感染症流行でイベント等の中止が相次ぐ中でも、市民のみなさんに様々なアート体験を楽しんでもらうため、ソーシャルディスタンスをとりながら、心と心が近づくアート体験(触れずに触れるコミュニケーション)をテーマに今年度中に全8回のワークショップを開催いたしました。
3月21日(日)は、3つのワークショップが同時に行われました。
「音の形をアートにしよう!」では、講師にいちだ みなみさん(美術家)をお招きし、音を視覚的に表現することで、五感で楽しめる自分だけの音の形のアート作品を作りました。
当日の様子をまとめましたので、ご覧下さい。
講師:いちだ みなみさん(美術家)
子供から大人までの26名が午前の部と午後の部に分かれて参加しました。
会場に流れる音楽を聴きながらイメージした、思い思いの絵を描いていきます。
一度描いた絵を、破いたり、切ったりしながら形を変えていきます。
ラミネートフィルムに、切った絵を貼り付けていきます。
絵をはさんだフィルムを、さらに切ったり曲げたりして好きな形に整えます。
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作品を紐でつるして完成です。
音楽の流れる会場で、風に揺れる作品は、カラフルなたくさんの表情を見せてくれました。
参加者のみなさんからは「自分の家でもやってみたい」
「音を形にする、イメージを壊すように切る等、日常で考えたことがなかったので自分の中に新しい感覚ができた。」
などの声をいただきました。
音を形にするという非日常の体験を通して、いつもと違う感覚を味わうことができたようです。