実行委員会主催
レポート:げいじゅつたいけん!ワークショップ「地域をイラストで表現してみよう」
1月17日(日)と2月7日(日)にオンラインで、「げいじゅつたいけん!ワークショップ」が開催されました。
本イベントは、文化振興を通じた元気な地域づくり・人づくりを進めることを目的とした鹿児島市の「文化薫る地域の魅力づくりプラン」の一環として、「文化薫る地域の魅力づくり実行委員会」が企画したもので、新型コロナウイルス感染症流行でイベント等の中止が相次ぐ中でも、市民のみなさんに様々なアート体験を楽しんでもらうため、ソーシャルディスタンスをとりながら、心と心が近づくアート体験(触れずに触れるコミュニケーション)をテーマに今年度中に全8回のワークショップを開催する予定になっています。
第5回目となる1月17日(日)と2月7日(日)は、「地域をイラストで表現してみよう」と題して、講師に竹添 星児さん(イラストレーター)をお招きし、「地域の魅力」をイラストで表現するオンラインワークショップが開催されました。
当日の様子をまとめましたので、ご覧下さい。
講師:竹添 星児さん(イラストレーター)
5名が自宅からオンラインで参加しました。
1日目の1月14日(日)は、講師の竹添さんの作品を例に、「地域の魅力」をイラストで表現する方法を教わりました。
自分の住んでいる地域、行ったことのある地域、行ってみたい地域・・・
どこかひとつの地域を選んで、その地域を紹介するイラストを作成します。
そのイラストを見た人が、「行ってみたい!」と思えるようなイラストの完成を目指します!
まずは、鹿児島県を題材に練習してみます。
手元に用意した画用紙に講師の竹添さんが準備したイラストを模写して、配置を考えます。
真剣に課題に取り組むみなさん。
それぞれのパーツの大きさや全体のバランスを考えながら、鹿児島県をイラストで表現していきます。
「隙間には文字を入れてみよう」「地図を持って歩いている人物を描くと観光マップらしさが出る」など、竹添さんからたくさんのアドバイスをいただきました。
あっという間に1日目が終了…終わりに次回に向けた宿題が出されました。
「1つ地域を選んで、その地域を紹介するイラストを作成しよう!」参加者のみなさんがどのような作品を描くか…楽しみです!
「地域をイラストで表現してみよう」
2日目の2月7日(日)は、参加者のみなさんの作品紹介と講評を行いました。
まずは、簡単に前回のおさらいをします。
続いて、みなさんの作品発表です!
2週間という短い製作期間にも関わらず、力作ぞろいで、講師の竹添さんも驚いていました。
韓国、沖永良部、鹿児島市、アメリカ、青島それぞれの地域の魅力と、みなさんの思いが詰まった素敵な作品が発表されました。
発表の際には、それぞれの作品の素敵な点を伝えたり、工夫した点に対する質問をしたり、参加者同士の交流が図られました。
講師の竹添さんからは、作品のアレンジ案の紹介も。
みなさんの作品を、Tシャツやマグカップ、スマホケースのデザインにしたイメージが紹介されました。
夢が広がりますね。
作品発表のあとは、講師の竹添さんへの質問コーナー!
「イラストを描くようになったきっかけは何ですか?」
「イラストのアイデアはどのようにして思いつきますか?」
「イラストレーターとしてご飯を食べていけるようになるにはどのくらいの時間がかかりましたか?」
などなど、たくさんの質問が出され、竹添さんにはひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。
最後は自身の作品と一緒に記念撮影!
参加者のみなさんからは、「緊張したけど、みんなとオンラインで話し合うのは良い経験になった」、
「竹添さんの貴重なお話を聞けて、自分の将来の参考になった」、
「オンラインでない竹添さんのワークショップも体験してみたい!」などの声をいただきました。
参加者のみなさんにとって思い出深い貴重な経験となったようです。