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2018.10.31

レポート「異人館をスケッチしよう!」

鹿児島市では「文化薫る地域の魅力づくりプラン」に基づき、

文化・芸術によって「ひと」と「まち」を元気にする取り組みを進めています。

 

10月7日(土)、「異人館をスケッチしよう!」と題して、市内磯地区にある世界文化遺産・異人館(旧鹿児島紡績所技師館)でスケッチ会が開催されました。

 


明治維新150周年プレ記念として、異人館を知り、描くことで、郷土の文化の素晴らしさを知ってもらおうと企画されたこのスケッチ会。

 

 

参加者は小学4年生から中学3年生の子どもたち。

まず観光ボランティアの方から、異人館が幕末に鹿児島紡績所の英国人技師たちの宿舎として、海外の設計で日本の大工たちがつくったことなど、異人館や薩摩藩の歴史について解説がありました。

 

さらにスケッチについての説明を受けたあと、それぞれ自分が描きたい場所を見つけて、スケッチ開始。

 

 

建物の造りに直線が多いためか、定規を使って下書きする子も。

 

 

2時間ほど経つと水彩絵の具やクレヨンで色塗りスタート。

それぞれが独自の色遣いで異人館を彩っていました。

 

 

日差しが強く、暑い一日でしたが、子どもたちは集中してスケッチに取り組んでいました。

 

 

完成した作品は、11月3日(金曜日)まで、鹿児島市役所みなと大通り別館1階、市民アートギャラリーに展示されます。ぜひご覧ください。

 


取材&写真:かごしま文化情報センター(KCIC)