美術
分野別カテゴリー: その他
平佐のべっ甲と盃台
- 期間
- 2025.01.06(月)〜2025.03.23(日)
- 時間
- 開館10:00~閉館16:30
水曜日休館 - 会場
- 三宅美術館
- 料金
- 入館料
一般500円、高校生300円、小中学生200円、70歳以上・障害者手帳保持者100円 - HP
- https://www.miyake-art.com
- 主催者
- 三宅美術館
- お問合せ
- 099-266-0066、mail@miyake-art.com
平佐焼は安永年間(1772~1781)平佐九代領主北郷久陣の時代に旧川内市の天辰に創設されたといわれる磁器窯ですが、昭和16年をもって廃窯となっています。
本展では当館所蔵の平佐焼のかべっ甲釉の作品と盃台を展示します。
「べっ甲釉」という名前は、タイマイ(ウミガメ)の甲羅であるべっ甲に似ていることに由来しています。慶応元年(1865)に長与焼(長崎県)の画工 青木宗十郎が平佐に招かれ、長与三彩の技術を学んだ向井勘兵衛が導入し、独特の平佐べっ甲が焼かれるようになったといわれています。
「盃台」はお酒を飲む盃を載せる器で、壺状になっているのは酒を勧められた時に前の残りの酒をこぼすためです。