伝統芸能
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レポート:「令和5年度 郷土芸能保存・継承活動に対する個人功労者への感謝状贈呈式 及び かごしま伝統芸能ネットワーク会議」
令和5年12月16日(土)、かごしま近代文学館にて、「郷土芸能保存・継承活動に対する個人功労者への感謝状贈呈式及びかごしま伝統芸能ネットワーク会議」が開催されました。
今回は17団体28名参加のもと、伝統芸能の保存と継承に長年にわたり尽力され、各保存団体から推薦を受けた12名の個人功労者に、鹿児島市の山本市民局長から感謝状が贈られました。
次に、山本市民局長が個人功労者のこれまでの活動に対し感謝の言葉を述べられた後、個人功労者を代表し、「茂頭棒踊り保存会」の牧野由忠様が挨拶をされました。
贈呈式後の「かごしま伝統芸能ネットワーク会議」では
川上棒踊り保存会の有馬安治様、せばる隼人舞保存会の丸山美智子様から
どのように学校や地域コミュニティと連携されて活動されているか等、活動事例について発表して頂きました。
引き続き、郷土芸能保存会の地域内小中高校への伝承(指導)活動についての意見交換が行われました。
今回は、地域や学校との繋がりをより強くしていくこと、活動の場、伝承者の育成についての議論がなされました。意見交換のみならず、それぞれの悩み、疑問を伝えることで、それぞれの事例を得て、未来に向けての方策を探ることができました。
地域の財産である伝統芸能の魅力を伝えるためご尽力されている保存会の皆さんの情報交換やネットワークづくりの場として有意義な会議となりました。