美術
春の所蔵品展 特集:没後100年 橋口五葉⑤ 五葉の見た夢―没後の動きと橋口康雄
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鹿児島ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、生誕140年・没後100年を記念して、郷土作家・橋口五葉の画業を特集コーナーで紹介します。
1921(大正10)年、数え41 歳で没した五葉。生前完成した私家版木版画は11点のみですが、少なくともあと18点は木版画作品の構想を抱いていました。戦後、1948(昭和23)年に甥の橋口康雄が五葉版画研究所を設立、残されていた主版や版下絵から版画化を試みます。没後の五葉をめぐる動向を中心に、康雄の作家活動もあわせて紹介します。